NO1 ・・・・・・・・「やらせてどうなる」
今から20年位前、世にもおかしな光景をみたことがある。
それは、1頭の♂の若年のビーグルの飼い主から依頼があり、ホエルは、排泄は部屋中あちらこちらにするは、イタズラはするは、とにかく当人いわくダメ犬の鏡の様で、特に驚いたのはそこの家族は座卓で食事をするのだが犬が座卓に上がるため家族全員(確か4人家族の記憶)
立って食事するとの事で、その話を聞いた私もおもわず笑いをこらえて「マサカ!」と言ったほだった。
早速トレーニングを受ける事になり、その状況(立って食べる件)を確認できる時間に訪問させてもらった。
まず玄関からビーグル特有のカン高い吠えが聞こえたが姿は見えず、つづいて居間の戸を開けた瞬間、驚きの光景を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?
なんと、座卓の上に問題のビーグルが伏せた状態(まるで子豚の丸焼き料理の様に)で吠え、飼い主家族は立食状態、私は一瞬アゼンとしたが、気を取り戻しその仔をいきなり座卓から引きずりおろし、何時もながらお仕置きモードで制御したらなんと・・・・・・・・!?
その家族無言で突然座りだし食事を続けた!!!!!!!!!!
と言う、純度100%の本当にあった世にも奇妙なおかしな話だ。
ここで私は何を伝えたいか、それは犬が何か人間に不都合な行動(例イタズラ等)をおこした時決してそれを避けない事、そしてそれをすれば「どうなる?」と学習させるのが必要である。
人間とは違い道理を言葉で理解させる事は不可能な生き物、全て良いことも、悪いことも、まずはやらせてどうなるかを学習させる。
それが犬のしつけの秘訣だと私は思う。
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