「おんぶ、してどうするの!?」
平日の夕方、私用で立ち寄った大型スーパ、人通りの多く行きあうエントランスで泣きじゃくり、駄駄をこねる推定年齢4~5歳の幼児が何かを母親にせがんでいる光景を目にした。
この光景、犬と飼い主にもよく見聞きする。
しつけ教室で「ウチの仔歩きたがらないのですが?」「この仔お散歩が嫌いですぐに座りだすのですが?」等、等、等・・・・・・・・・駄駄子犬の飼い主の質問を受けることがある。
犬に初めてリードを付けてすぐ歩き出す事はあまり無い、むしろ首に違和感を覚えて歩くどころか動かない仔の方が多い、ましてお散歩デビュー等となると当然警戒心がパンパンで尚の事。
そうすると飼い主は心理的に抱きだし、犬は歩き止まれば人間は抱いてくれると学習する、当に「犬は条件反射の固まり」なのである。
ここは、まずリードに十分に馴らしてから散歩デビューさせ、犬が自発的に歩くのを待つ(それなりの時間が必要)そして、犬が止まりだしても決して抱き上げない事、とにかく歩き出すまで気長に付き合うのが大切である。
そう言えば過去にこんな飼い主がいた。
散歩中に突然止まりだし、しばらく動かないそれも幹線道路の横断歩道の真ん中で必ず止まりだすのだ。
その為、その飼い主さん横断歩道を渡る時は必ず犬をおんぶして渡るのだ。
ただ・・・・・・・・・その犬,その犬は?
リトリバーで生後9カ月のオスなのだ!!!
ついでに、その飼い主さんどことなく今はお亡くなりになった女優の大原麗子さん似の女性。
もう、後の事は読者の方々の創造におまかせ!?
ただ伝え出来る事は、この飼い主さんトレーニングでキッチリとその駄駄子リトリバーを自分の横に付けて歩かせるまでとなったのがハッピーエンドな決末!
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