犬声人誤4

「犬版鍵子」

昔、よく耳にした「鍵子」と言う言葉がある、親が仕事に出て子供だけが先に帰宅し留守を預かる為、家のカギを持たされている事からこの言葉が出た、今はこの言葉はあまり使われない様だ。

 

実を言うとこのケース、犬にもあてはまる。


つまり、鍵こそ持っていないが普段飼い主不在のため無人の家に犬だけが「ポツン」いる状態だ。

 

この状態ハッキリ言ってあまり好ましくはない。

 

何故なら、多くの人は犬を初めて買う時はペットショップから購入する、ペットショップは比較的早い月例でブリーダーから調達する、この時点で親元で兄弟犬どうしでの犬社会を身につける事が必要なのだがそれが出来
なくなる。

 

そして新しい飼い主の所に向かい入れられ「ウチの仔」になるが・・・・


普段飼い主は仕事に出かけ不在の為、ここで名実共「鍵仔」となる。

 

犬を飼う側の飼い主は、経験がないとしつけ本にたよる、しかしこの手の本にはどう言う訳か「犬を飼う環境は静かなところで・・・・・」と書いてある事が多く、飼い主不在の無人の家なのによけい静かすぎる環境となる。

 

それに今度はワクチン接種が必要となる、その為数カ

間は散歩デビューは出来ない。

 

そうすると、どうなる?

 

犬は見るもの聞くものが初めてだと比較的警戒心をもつ、そして普段聞え慣れない音に反応して吠えたり他の人や犬を見ると威嚇するケースが多い。

 

一番大切な幼少期にこの状況だと先は見えている。

 

では、どうすれば良い!

 

数回のワクチン接種終了後、つまり散歩デビュー時から時間があるかぎりいろいろな所(商業施設や公園等の人や犬の多数集まるところ)に頻繁に連れて行くことや、ペットホテル等に預けたりいろいろな体験をさせてみる事を勧める。

 

結局は、私たち人間からすると原始的で言葉が分からない生き物に人間の生活洋式を説明したりする事は不可能でる。

 

やはり社会見学をさせることが一番必要ではないだろうか。

                                                                     以 上

 

 

 

*文の構成上、敬語は一切省略しております事深くお詫び申し上げます。

 

*この画像と投稿文は関連しておりません。

*同業者様へお願い

この記事の内容は著作権法によって保護されている著作物です。

当方の同意なしに無断複製及び転載を固く禁止させて頂きます。