1、犬の運動

 

 

 

 

最近、肥満ぎみの大型犬や力が余ってストレスが溜っていると思われる仔達を多く見かけます。

 

 

よく犬の飼い方の本等にこの「犬種は散歩が何時間」とか「何キロ」とか示しているのを見かけますが、その犬種の散歩や運動の量に付いて明確な定義を書物やネットの検索で見た事は私はありません、

 

 

散歩と運動は全く違う定義です。

 

 

 

運動とは、その仔の全身を十分に働かせた状態の事で、散歩や排泄とは別な定義になります。(散歩と排泄の定義は別な機会にお伝致します)

 

 

 

一般的に小型犬は時速25km位、中型犬は時速32km位、大型犬は時速36km位で、ドッレースに使われる、グレーハウンドは時速70Km位の速さがデータとしてあります。

 

 

 

又、犬ぞりの、犬は50kmの距離を平均時速30kmで走り続けたという記録があるほどです。

 

 

 

そして、成人男性が全力で走った場合の平均速度が時速20km程と言われています。

 

 

 

となると、人間の足の速さや体力では、犬にそれらは到底かなわない事がお解り頂けると思います。

 

 

 

今から40年位前でしたら、犬を放し飼いが出来る環境でしたが現代では無理な話で、且つ近年、栄要効果が高いドッグフードの出現と室内飼いが主流で、いっそうウェートオーバやストレスのたまりやすい仔が増えてきたのが実情です。

 

 

 

では、どうすれば良いか!?

 

 

 

理想は、毎日野山を走らせてやるのが良いのですか、それは無理な話で、おすすめは週に1~2回

 

半日程度ドッグランで遊ばせる事が最適かと思います。(*ドッグランに付いての解説はいずれこの講座で改めてお伝え致します)

 

 

 

又、公園や広い河川敷等で自転車運動やロングリードを用いてボール投げ等、大型犬であれば今回の画像でのご紹介のタイヤ引きをさせるのも一つの方法です。

 

 

 

尚、いずれの運動方法にしても、ご自分の犬をコントロール出来る事が必要条件となります。